「ヨネックス トマス杯&ユーバー杯 ジャパン2006」は、仙台市民体育館でベスト8をかけた最後の戦いが繰り広げられた。 Cグループ2位となった日本男子は、Dグループ3位のアメリカと決勝トーナメント1回戦を戦った。日本男子の第1シングルスは佐藤翔治。前日のデンマーク戦の反省で「ミスを繰り返ささず、自分のペースでやっていきたい」と言っていた通り、最初から積極的に攻めのプレーを展開、長いラリーも制し、21-8、21-14のストレートで勝ち幸先よいスタートを切った。続く第1ダブルスには舛田圭太・大束忠司ペアが、トニー・グナワン/カーン・ボブ・マレイソン組と対戦した。過去に負けている相手だけにビデオで研究した成果と「無理なところは大きく上げて動かしチャンスを作ろう」という作戦もあたり、21-18、21-15で降した。大束は「自分たちのダブルスがこの試合のカギだった。3-0で勝って東京に行きたいという気持ちが強かった分いい試合になった」と振り返った。そして第2シングルスの中西洋介は、第1ゲームを簡単に取った後の第2ゲーム、スマッシュミスなどで15-19から粘りを発揮。5点連続の得点で20-19と逆転したが、早く終わらせたい気持ちから21ー21と追いつかれたものの、最後はスマッシュを決めて23-21で取り、結局1ゲームも落とすことなく3-0のストレートでアメリカを降し、2大会連続のベスト8進出を決めた。この結果に藤原総監督は「仙台から東京を合言葉に合宿を積んできた。東京では一泡吹かしてやろうと思っている。気持ちの面で選手を作っていきたい」と3日のインドネシア戦に向けての決意を語った。 また、日本女子の対戦相手もオランダに決まり、ベスト4の座をかけて男子と同じ3日に東京体育館で戦う。 また今日は報道関係者による「ヨネックス フレンドリーマッチ」が午前中行われた。参加したのは、インドネシア、マレーシア、中国、香港、ドイツそして日本の記者とカメラマン20人。国際色豊かなダブルスのペアを組み、11点1ゲームのラリーポイント制で代表選手にも負けない意気込みでゲームを楽しんだ。ラケットやTシャツを地元ヨネックス仙台営業所のご好意で準備してもらった参加者は、これまでの疲れを吹き飛ばす動きでコート狭しと動き回っていた。主審、線審も地元協会のご協力でついてもらったが、ラリーポイント制については取材等で理解しているものの、体験するのは初めての参加者も多く指導を受けながら新システムについての勉強会にもなった。心地よい汗を流した参加者は、最後に全員で記念撮影をして親睦を深めたが、早速自国の戦いぶりを熱き映像と記事で伝える仕事に戻った。