韓国との予想通りの接戦で、インドネシアは日本とアメリカの勝者と対戦する準々決勝への切符を勝ち取った。しかし、今晩のヒーローは期待通りの選手ではなかった…
数週間前にドローが決定してから、世界トップ5チーム同士での対戦が見れるかを心配していた。最終的に韓国とインドネシアが幸運にも(または不運にも)、順位決定リーグで対戦することとなった。この対戦の敗者はマレーシアかデンマークと対戦する可能性があるとあって、両チームともベストメンバーで試合に臨み、1日でも試合日数を減らしたほうがよかったのは明らかだった。両チームにとって、ここ最近この対戦に出場した選手の殆どの成績は普段の彼らからすると芳しくなく、この試合は非常に予想の出来ないものとなった。イ・ヒュンイルだけは成績を収めており、バーミンガムで行われた全英オープンで銀メダルに輝いた。その他の選手は皆、故障を抱えていたり、結婚したり、または結果が残せなかったりしたので、この対戦には本当に予想が難しくなった。
イ・ヒュンイルとタウフィック・ヒダヤットは本大会の1つのハイライトとなる試合のためにお互いにアップした。重要な場面でのイ・ヒュンイルのミスからオリンピックと世界選手権のチャンピオンに第1ゲームを21/16で取られたが、両選手ともにがっかりするようなプレーは殆どなかった。しかし、タウフィックのスタミナが少し落ち始めると、イ・ヒュンイルがペースをつかみ始め、第2ゲーム、第3ゲームを連取されて、タウフィックは少し落胆した。タウフィックは以前のようにコート上でスムーズな動きを見せなかった。
ファーストポイントに対するインドネシアの願いにも関わらず、韓国がリードし、更に難しい状況となった。ジュン・ジェサンとイ・ヨンデはインドネシアの伝説的プレーヤー、シギット/チャンドラと対戦し、驚くようなプレーを見せた、状況は悪くなった。ラリーではすぐにシャトルを攻撃的に打ち込み、常にネット際をキープして対戦相手にプレッシャーをかけ、若い韓国ペアは信じられないくらい効率よくプレーした。勝負に対する執念は彼らの態度が物語っていたが、インドネシアペアはうな垂れながらコートを動いていた。テレビ中継されているコートの真上での熱心なインドネシアファンの大声援にも関わらず、闘争心は韓国ペアの方が勝っていた。大事な場面では、素早く、より正確により効率的にプレーし、イ・ヨンデとジュン・ジェサンは21/16、21/14のストレートでポイントをゲットした。インドネシアは最初の2試合にかけていたが、対戦成績は0対2となってしまった。しかし、勝負は決したわけではなかった。
再発した怪我の治療に専念していた過去数ヶ月よりもフィットしたソニ・ドイ・クンコロから始まった。アテネの準決勝で対戦したソン・スンモとの再戦において、ソニは21/19、21/12でリベンジを果たし、対戦成績を5分に戻す使命を背負ったルルクとアルベンを勢い付けた。しかし、再び若い韓国ペアのファン・ジマンとハン・サンフンは期待以上のプレーで、インドネシアペアから1ゲームを奪取した。インドネシアペアは、殆ど打つ手がなかったが、第2ゲームから根性で戦い、残りのゲームで違いを見せつけ、22/24、21/17、21/14で勝利した。
勝負はパク・ソンファンとサイモン・サントソの二人によって決することとなった。ランキングはパク・ソンファンの方に分があったが、昨年インドネシアでのただ1度の対戦でサントソに敗戦していた。これはコート上では熟達した動きを見せるサントソのゲームを勢いづけ、主導権を握り、大事な場面でシャトルを叩き込んだ。勝負は五分五分だったが、インドネシアチームにより正確さがあり、ついには21/18、21/16で勝利を収め、韓国戦での勝利を決定付けた。インドネシアはグループ首位となり、準々決勝から登場するため中2日での登場となり、東京での準々決勝に向かう。一方、韓国はマレーシアかデンマークが待つトーナメントの1回戦から戦う。ます、月曜日にドイツを迎える。
同日、ドイツは中国に対して非常によくプレーした。特に少なくともチームメイトにとって、昨晩のヒーローの一人となった無名のドイツ人選手マルセル・ルーターはチェン・ジンから第3シングルスで1ゲームを奪取した。最終的には敗れたが、リン・ダンやバオ・チュンライがヨッピーンとスピコに第1ゲームそれぞれ苦戦したように、中国人選手は未だ調整段階のように思えた。しかし前回優勝国は、5/0の完勝で、イングランドに快勝したマレーシアとデンマークのように準々決勝に進出した。
欧州王者はグループ首位に立つために、日本のファイティングボーイに対して楽な戦いはできなかった。朴柱奉監督は、エリクセン/ルンドガードハンセンをデンマークオープンで勝利したペアを賢く出場させた。池田/坂本は、再び同じ作戦でデンマークを3ゲームとも非常に接戦へと追いやった。カムバックしたパスクとラスムセンもまた同様に、仲尾/川口にシーソーゲームを繰り広げなければならなかった。デンマークは、5/0で勝利したが、佐藤翔治と対戦したピーター・ゲードを除けば、全ての試合は非常に拮抗していて、日本がいかに成長したかが見て取れた。デンマークは東京に向かう前に映画を見たり、寿司を食べたりする休暇を獲得し、次のステージに進むことになった。