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財団法人日本バトミントン協会
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NEWS

全チームの全貌が明らかに

出場各国の監督が大会出場選手の最終リストを主催者に提出した。これでどの選手が東京でプレイするかがはっきりした。トッププレーヤーは全員リストに名を連ねているが、エントリー選手の中には意外な顔ぶれも含まれている。


トマス杯

PHOTO前回優勝国である中国チームの出場選手リストはほぼ予想通りだった。トマス杯のようなビッグイベント特有のプレッシャーを考慮して、若手とベテランをミックスし、よく考えられた選手構成といえる。若手のリン・ダン、バオ・チュンライ、チェン・ジンに加え、ベテランのチェン・ホンとシャー・シュエンザが参加している。ここしばらくタイトルから遠ざかっているベテラン、シャー・シュエンザのエントリーを意外だと感じるかもしれない。実際、シャーの世界ランキングはそれほど高くない。しかし、例えばマレーシアのウォン・チューンハンなどの強豪相手に素晴らしい対戦成績を残していることが選考理由と考えられる。ダブルス陣はカイ/フ組とグオ/シェー組とまったく予想通りの構成で、ツェン・ポーが控えにエントリーされている。


PHOTOデンマークについては、ラース・パースク/ヨナス・ラスムセン組が今大会のためだけにペアを復活させるというビッグニュースがすでに明らかになっている。このペアは、現在、無敗を誇るエリクセン/ラーセンの次に第2ダブルスとして登場するのにまったく申し分のないペアだ。シングルスでは、トップ3についてはゲード、ヨナンセン、カルダウという名の知れたプレーヤーで固め、4人目に新鋭のヨアヒム・パーソンが入っている。パーソンは今年から目覚ましい活躍をしだした選手で、先のヨーロッパ選手権では銅メダルを獲得するなど、今回のエントリーは当然といえる。



PHOTOインドネシアはダブルス陣に期待がかかる。インドネシアの誇るダブルスの精鋭6選手は全てトマス杯にエントリーされている。このダブルス陣を率いるのは、今回のトマス杯を最後に引退するチャンドラ/シギット組だろう。タウフィック・ヒダヤット、ソニー・ドイ・クンコロ、サイモン・サントソのエントリーは予想通りとして、海外では無名の若手選手マルクス・ウィジャヌがメンバーに入ったことが目を引く程度だ。


イングランドは、期待の若手プレーヤー、ラジ・オーセフをはじめ予想通りの顔触れだ。トニー・グナワンをエントリーしたアメリカと、最強選手を全員出動させる韓国にも予想外の選手は見当たらない。

マレーシアも仙台と東京に最強メンバーでやってくる。リー・チョンウェイを頂点に、ウォン、ハシム、クァンが脇を固める見事な布陣だ。ダブルスはクー/チャン組、リー/チョン組がエントリーしている。

南アフリカは4名、ニュージーランドは5名と、それぞれ少数精鋭の選手団を送り出す予定で、ドイツと日本は自国のベストプレーヤーをすべて揃えた大所帯のチーム編成になっている。


ユーバー杯

PHOTO今回、最大の驚きは韓国チームの最後にリストアップされた選手だろう。2004年に引退したラ・キョンミンがチームの一員にカムバックしているのだ。ダブルスとミックスダブルスの往年の名プレーヤーが実際にコートに立つかどうか現時点では定かでないが、ラ・キョンミンの名前がリストにあるだけで、チームメートにとっては精神的な支えとなるはずだ。韓国チームにとって、もう1つの良い知らせは、怪我のため1年以上試合から遠ざかっていたトップシングルスシャトラーのジュン・ジァエユンが復帰することだ。しかし、2人がうまくカムバックできたとしても、韓国チームが銀メダルを獲得できるか否かは、経験の浅い若手プレーヤー達の活躍にかかっている。


PHOTO中国チームのリー・ヨンボ監督にしてみれば、自国の最強のシャトラー達の中で、どの選手を中国に残すかを決めるのは苦渋の決断だったに違いない。実際、ワン・リン、ズー・リンなどの一流選手が最終リストから漏れたため、彼女たちは大会をテレビ観戦しなければならなくなった。ワン・リンなど、3月に成都で行われた中国マスターズで優勝したにもかかわらず、ユーバー杯のメンバーに選ばれなかった。シングルスにはツァン・ニンとシェー・シンファンが出場する。3人目はルー・ランあるいはジアン・ヤンジャオのどちらかだろう。ダブルス陣は予想通りトップ2組と、最近めきめきと頭角を現してきたドゥ/ユ組が日本行きの切符を手にした。その結果、ツァオ・ティンティンはユーバー杯連続優勝のチャンスを失うこととなった。



シンガポールは6選手しかエントリーしなかったため、誰も怪我の不運に見舞われないことを祈るばかりだ。イングランドはトップ選手全員が顔をそろえた大選手団だ。イングランドチームは3月にオーストラリアのメルボルンで行われたコモンウェルス・ゲームの後にヨーロッパへ戻って4月のヨーロッパ選手権に出場、そしてこの大会のために極東へ移動。地球を一周する移動距離を経て日本入りする。


PHOTOドイツも強力な布陣で大会に臨む。また、このようなメジャー大会ではよくあることだが、経験を積ませるためにかなり若手のシャトラー達を送り込む参加国もある。ニュージーランドのドナ・クランストンとレネ・フラベル、オランダのジニー・セヴェリーンは今回初めてビッグイベントへ参加する。しかし、オランダは、予想通りミア・アウディナとヤオ・ジエの両選手が初めて顔をそろえるなど、トップ選手もエントリーしてきた。チャイニーズタイペイとホンコンもベストの布陣でユーバー杯に臨む。